2011年5月8日日曜日

在来石油に対するタイトオイル

最下段の「タイトサンドガス」である
前回はシェールガスを記載したが、今回がタイトオイルである。 タイトオイルはタイトシェール、タイとサンド、サンドオイルなどと呼称が確定していない。 英語ではBakkenn Shaleと呼んでいる。

両者とも日本からの算出は望みないが、殆ど世界中で産出されそうである。 特にアメリカ北部とカナダにかけて開発が先行しているが、欧州、中国、アジア、アフリカでも開発に着手している模様である。
その埋蔵量は在来型の石油13000億バレルの5倍以上と言われている。

現在、埋蔵が確認された地域
シェールガスが頁岩層に存在し、シェールガスと殆ど同じような工法で抽出する。 従って、開発企業も殆ど同じ中小ベンチャー企業である。 頁岩層に存在する状態がガスであるか原油であるかによる。 存在する場所は多少異なるようである。 シェールガスは自動車などの輸送用への用途に欠点があるため、タイトオイルの抽出技術の向上に伴って各社が取り組み出したという。

海外では安価な「シェールガス」と「タイトオイル」の産出で「脱原発」に向かうのではなかろうか?
「脱化石燃料」も遠くなるやもしれない。 

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