2011年5月10日火曜日

2010年アジア競技大会に囲碁登場


2010年広州アジア競技大会のマスコット


東日本大災害以来ガレキの山と福島原発事故のニュースで毎日が過ぎてゆくのだが、非日常的な話に触れてみたい。
昨年1112日から27日まで16日間にわたって、中国の広州で開催された「アジア競技大会」で「囲碁」が競技種目に追加されたのである。
広州大会は温家宝首相の開会宣言で始まったわけであるが、参加45国で金メタル数は中国
2010年広州アジア大会の獲得メタル数
競技種目数は44であり、今年から「囲碁」が種目に加わった。 良く見ると「チェス」は有るや「シャンチー」という「中国象棋」も有った。
ところでその種目「囲碁」は団体では1チーム男子5人、女子3人、混合ダブルスは男女各1名で交互に打つのだという。
種目「囲碁」のメタル数の結果では団体男子では金メタルは韓国、銀メタルは中国、同メタルは日本。 団体女子では金メタルは韓国、銀メタルは中国、銅メタルは中華台北。
混合ダブルスでは金メタルは韓国、銀メタルは中国、同メタルは韓国。
混合ダブルスの予選ベストエイトは組数で韓国2、中国2、中華台北2、中華香港1、北朝鮮1で日本は加入できなかった。 ただし日本は910位であったという。

日本の国技である相撲の上位はモンゴル出身者で占められているし、2010年の広州アジア競技大会の種目「囲碁」の上位入賞も日本以外の東アジア諸国・地方に占有されてしまっている。
相撲も囲碁も発祥地は中国大陸であろうと言われているが、日本によって大成され繁栄を極めて来た文化が、現在では再び発祥地へブーメラン現象を招いたということなのだろうか

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