2011年8月22日月曜日

前橋市にCOSTCO開店 国内10店舗目

                                            このカードは世界共通である
世界中の経済がリーマンショックの後遺症からやっと抜け出せるかと思われていた状況下で、ヨーロッパのギリシャその他諸国の財政状況が世界中の緊張をもたらしている最中に、アメリカ合衆国の国家破綻が現実的になった。 82日ぎりぎりで破綻は回避されたが、翌週明に米国の格付け会社が米国国債の最高ランクAAAを一ランク格下げした。 それによって株価が世界レベルで暴落した。
日本は東日本大震災及び福島原発事故などによる経済的打撃に加えて円高が更に進行した。

この様な経済状況で国内の消費に明るさは無い。 2008年のリーマンショックによる消費減退にも拘わらず、私の居住地近くに有るアメリカ資本の小売スーパー・COSTOCO(コストコ)はリーマンショック以前より客足が増加している。 大きな駐車場が満杯で道路に長い自動車が並んだことも有る。 
COSTCOの住所は町田市であるが、町田市と八王子市の郊外に位置する。 自動車がなければ利用し難い。 兎に角、価格が安い。 これが最大の魅力だと思う。 
正確には「ホールセールクラブCOSTCO」であるから「卸し」である。  しかし、個人顧客にも販売する。 「クラブ」と有るように「会員制」である。 年会費が4200円である。 商品の価格が安いので会費分は直ぐに回収できるメリットは充分にある。 問題点は、少人数の家族には生鮮食料品などは安いが、パック当たりの数量や重量が多い。 商品は輸入梱包を開封状況で店内に陳列している。
対象商品は国内品以外にアメリカが多いが外国商品の比率が高い。 COSTCOの顧客の中には外国商品に対する魅力も多いのではないかと思われる。

本社が米国であるCOSTCO2008年のデータで世界の小売業で販売額が6番である米国のKroger(クロガー)と殆ど同額の7番である。 米国企業ではKroger2番、3番を競っている。
2008年の年商が世界ランキング7位のCOSTCO724億ドルに対して、日本のセブン・アイグループが12位で563億ドル、イオングループが13位で521憶ドルである。
現在では外国の小売業の日本への進出ではCOSTCOが一番順調と思われる。 1号店を1999年に福岡県に開店し、2000年に幕張店、2002年に町田に開店した。 それ以降、国内各地に年に1店のペースで展開している。

10店目が前橋市に今年の826日に開店する予定である。 このブログ掲載者はCOSTCOと何の関係も無いが諸物価の値上がりが激しい折柄、生活防衛上大いに利用している。 アメリカのスーパーの雰囲気も気にいている。
但し、311日の大震災で自動車の駐車場出入り口で2名の死亡事故が発生したため、現在は未だ閉鎖中である。 早く再開して欲しいと待ち遠しい。

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