カミツキカメ
毎日暑い日が続いていた数日前の午後、熱中症にならないようにと冷房温度を程良く設定してテレビを見ていたら、外来種の淡水魚やカメなどの見慣れない姿を拝見した。 映像は湖水面積が日本で2番目に大きい霞ケ浦や利根川水系などに繁殖した、外来種の淡水魚やカメなどを放映した。
最初は利根川水系の映像であったが、漁師がタモによる捕獲物の8割ほどが外来種の淡水魚だった。 その外来魚の名前は覚えにくかったので全て忘れてしまった。 南米・アマゾン系の淡水魚で有るという。 大半が20~30センチメートル程である。 漁師が嘆いていたのはこの様な外来種によって在来の魚類が消滅してしまうという。 霞ヶ浦等にでも同様な現象が発生しているという。
マダラロリカリア に似ていた
次の映像は捕獲したカメ(カミツキカメに似ていた)であり、従来から日本に生息するカメの2倍ほどの大きさであり、開いた口は河川の魚類にかみつくのに最適な形に見えた。
3番目の映像は東京都と神奈川県の間に流れる多摩川だったが、ここでは30センチメートル程の外来魚が1尾捕獲された。 この魚は北米のミシシッピ系の淡水魚であり、最大4メートル位まで成長するとのことである。
テレビのレポーターの話ではこの様な現象は北海道から九州、沖縄まで全国に及んでいるという。 日本の古来の在来の河川・湖水の魚類のみならず、あらゆる生息動物や植物系などの環境破壊につながるであろうという。
テレビ局は外来種の魚類やカメなどのペット類の放流が原因ではなかろうかと推定していた。 飼育にあきたり、大きくなりすぎて狭い飼育環境に適合しなくなったり、バブル経済の破綻や長期的経済停滞など理由で放流したのではなかろうかと結んでいた。
明治以降、水中の雑草目的などに導入した外来魚も有るらしいが、40年以上前から問題になっていたブラックバスなども有るが、最近のペットなどの放流は無責任そのものである。 違法にならないのかとも思う。
アメリカのカリフォルニア州では一切のペットの売買を禁止する動きさえある。 淡水魚で有るが漁業を生業とする人々の仕事を妨害するようなことは防がねばならないと思う。 外来の生物は一切輸入禁止や販売禁止にする必要が有ると思う。 更に生態系や環境変化を伴うような恐れのある現象も止めねばならないと思う。
日本は外国人、特に非欧米系外国人による日本国籍取得は厳しく、その厳しさは世界でも稀である。 それを是認するものではないが、外来種の動植物こそ外国人の国籍取得審査レベルに厳しくすべきである。
特に非欧米系
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