2011年4月3日日曜日

知っていますか 東京の計画停電の一断面

3月14日の「計画停電」の23区の予定区域

前回の質問、名字で「四月一日」の読み方は「わたぬき」です。 41日が着物(和服)から「綿を抜く」季節だったということです。

東北で大地震が発生したのが311日の午後に発生して、東京電力は地震と津波による被害によって福島原発が停止したため、営業圏内に対して314日から「計画停電」を導入した。 あらゆる部門に大きな影響を与えている。 不満も大きいようである。
都内に住んでいる小学3年生の孫から電話がかかって来た。 質問は今住んでいる都内の「○○区」はなぜ
「計画停電」が無いのかとのことだった。

14日の朝刊を開いて、東京都の23区を調べてみると、確かにその通りだった。
東電の計画停電は東京23区中、千代田区、中央区、港区、文京区、新宿区、渋谷区、中野区、墨田区、江東区、江戸川区の10区は対象外で有った。(添付1
ひがみ根性だが、高層ビルが多いのか、東電の幹部、官僚、政府幹部が住んでいるのだろうか。 良く考えると、政府の中枢部のある千代田区と都庁のある新宿区は止むを得ぬとは思ったが、良く理解できない。 
最近は気温が上昇して「計画停電」は実行されていないが、324日までの実績で、23区で「計画停電」が実施されたのは足立区と荒川区の2区のみと言う。

松本市議の選挙区に配布された織り込みビラ

又、324日の新聞には武蔵野市と西東京市は「計画停電」から外されたと新聞に小さく掲載されていた。
東京都の「市部」ではその2区だけである。

そんな不満を知人に質問してみたら、Web上の「2チャンネル」にそれに関係する書込みが有ると教えてくれた。
調べてみるとなるほどと思った。 「武蔵野市」と「西東京市」は菅首相の選挙区で有る。 1994年~99年の間に菅首相が厚生大臣をしていた時に秘書をしていたのが松本清治(41)である。 彼は現在、武蔵野市会議員で有ると言う。
Web上には彼が自分の選挙区に配布したビラがコピーされていた。
主旨は松本清治の要請で実現しました。 その旨は「東電から計画停電の対象地域から除外しました」という通達が有ったということである。
同様な記事が写真週刊誌(隔週?)の『FRYDAY(フライデー)415日号にもう少し詳しく載っています。

これは「計画停電の」東京都の一断面です。 これから、クーラーが必要になる、場合によって、更に変化が発生するかもしれない。 その分は主に東電営業圏内で足立区と荒川区と「武蔵野市」と「西東京市」を除いた東京都市部と5県にお住まいの方々が負担することになります。

 

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