2010年度の日本のサッカーリーグの経営状況が公開された。 J1リーグの18クラブで半数の9クラブの経営が赤字である。 昨年は5クラブが経常赤字であったので赤字クラブが倍増したに近い。
1クラブ当たりの平均営業収入は30億3千万円であり、対前年度比8%減少した。 総入場者数は09年度の585万2千人に対して、10年度は563万9千人となり21万3千人(3.6%)減少し、入場料収入は6億8200万円であり、対前年2%減であった。 広告料収入は13億5400万円であり、対前年9%減となったことは大きく影響したであろう。
営業収入トップの浦和や3位の名古屋などが赤字なのは人件費の比率が多いことも起因しているであろう。 営業収入が20億円未満の神戸、湘南、山形の赤字脱却は厳しいと思うが、新潟、仙台は頑張っている。
J 2 リーグの19クラブ中の赤字は8クラブであり、2クラブ減少したが経営の厳しさはJ 1と同様である。
特に若者に人気が有るサッカーも景気停滞下では厳しいスポーツである。 若者に希望を持たせるという意味でも景気の回復が望まれる。
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